ようやく

唐真 久乃

2011年03月15日 13:38





ブログを書く気持ちになりました。


まずは3月11日に起きた東日本太平洋沖地震において
亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、
被災された皆様、そのご家族の皆様へ心よりお見舞い申し上げます。


先週3月11日(金)は「沖縄BON!企画の東京ディズニーリゾートへの旅」で千葉県にいました。
その日は朝8時15分の便で出発し、羽田からそのままディズニーランドホテルへ直行。
バンケットランチでミッキーやミニー、ドナルドと楽しい時間を過ごしました。
ランチの後は自由行動で私たちはパレードの撮影をしようとシンデレラ城のふもとを歩いていました。
その時震度5強の地震が。
今までに感じた事のない、立っていられないほどの強い揺れでした。
長い揺れが収まったところで撮影クルーとバックヤードへ移動。
当然この事態での撮影は不可能という事とで私たちはホテルまで送り帰される事に。
ディズニーリゾートを出てホテルへ向かう時に、
歪んでひび割れた道路や液状化現象を見てこれはただ事ではないと思いました。

4時頃ホテルに着くとロビーには毛布に包まった人がたくさんいました。
お部屋の安全確認が終わるまではチェックインできないとのとこと。
私たちはひとまず宴会場でツアー参加者の皆さんを待つ事に。
7時頃ようやく2組の家族が戻ってきました。
お話を聞くと地震があってすぐに親戚からの電話で「今すぐ出て!」と言われパークを出たとのこと。
そこからツアー参加者120名が全員無事で戻り、私たちが最後に部屋へ案内されたのは午前1時半頃。
余震がずっと続く中、信じられない思いでシャワーをサッと浴び、翌日の服に着替え、靴下を履き、
トランクの荷物もまとめ、持ち物は最小限にし、
不安なのでBON!チームはみんなで(倫太郎さん・伊波さん【ディレクター】・渡慶次くん【音声】・池田君【カメラ】)一つの部屋で寝ました。
その時部屋のTVでこの日に起きた全てを知りました。
もちろん熟睡できるはずもなく、常に小さな余震があって揺れている状態なんですが、
少し大きく揺れるとすぐ起きて靴を履く。という一連の動作を繰り返すことが何度もありました。

2日目は安全のためホテル待機。
ツアー参加者の皆さんとの午前中の集会で、
とにかくみんなが無事でいれたことに感謝をし、
この現状をみんなで頑張って乗り切って、みんなで沖縄に帰ろうと話し合いました。
そして、沖縄ツーリストさんの不眠不休のご尽力で
当初は翌日の夜の便でしか帰れなかったのが、
お昼の便に変更ができたということもあり
無事に日曜日に120名全員一人の怪我も無く沖縄に帰ってくることができました。
空港に来てくれた宮城Pの顔を見て安心して涙が出そうになりました。

本当に本当に怖い思いをしました。
命の危機を感じました。
安全な所などどこにもない。とも思いました。
色んな事を感じましたし、考えさせられました。

沢山の命が失われ、私たちよりももっともっと大変な思いをされている方が今この時も沢山います。
私たちはたまたま助かったけど、これは誰にも起こりうること。

生かされた私たちが出来る精一杯の事をしなくてはいけないと感じています。

これから義援金を集める活動をしようと考えています。
ご協力のお願いをすると思いますので宜しくお願い致します。


そして今回は友達や家族からのメールに励まされました。
心が混乱していてすぐに返信できなかったりしましたが感謝しています。
本当にありがとうございまいした。

そして何より仲間達に助けられました。
倫太郎さん、伊波さん、渡慶次くん、池田君、
最高のチームワークで乗り切れたことに感謝。
本当にありがとう。



私はショックでなかなかブログの更新ができずにいたのですが

倫太郎さんが皆さんに心配かけないよう頑張ってブログ更新してくれてました。

こちらにもその時の様子が載っています。

倫太郎さんのブログ


まだ体が揺れていますが、日々の事を頑張りつつ、今後に繋げられたらと思います。


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